土星期は「社会からの卒業」です。56~70歳とここだけ長いです。
この時期にあるのが退職です。昔なら定年退職でスパッと区切りがありましたが、今は働き方が多様化しています。それでも65歳くらいがめやすでしょうか。
まだ働くとしてもお金稼ぎが第一ではなくなっていき、残りの人生で本当にやりたいことを探しはじめるのが土星期です。
若い頃はあれもこれもやりたいと思ったり、あるいはAのことはできるけど、B、C、Dのことはできない…と思い、そこから自分に価値がないように感じて悩みがちです。
土星期では「自分はAができることがいい」と思うようになります。
ある意味視野が狭いのですが、横に広がっていろんなことを見ることはもうやったので、今度は縦に広がろう(深めよう)という感じです。
たとえばAを縦に広げているうちに、さらに広げるために他の勉強をして結局横にも広がっているように見えますが、目的はAを深めることなのでやっぱり「縦に広がっている」のです。
人づきあいが悪くなったり、人間関係が整理される移行期でもあります。本当に合う人だけ残れば幸せという感じへ。
土星期の前半はまだ社会の中なので自覚は薄いと思いますが、後半で退職したり仕事が減ってくると変化が促進します。
社会の枠から退くという大きな節目です。
その後の本番は天王星期からになります。もちろん早めに60代から進める人もいると思います。
この年齢域の方で、なんか無理してきたなぁと思うなら、後の人生は何をして遊びたいかを考えてシフトしていくといいと思います。誰かのために生きて心底幸せならよいですが、合わせてるだけなら考える時かもしれません。もう社会の型も常識も気にしなくていい世界に入っていくのですから。
写真の猫ちゃんは型を破って進むイメージです。
猫「ここからは好きに生きるんで。じゃあね!」
星読み、音叉ヒーリング、エネルギーワークによるセッションや講座を行なっています。自分の性質や変化と向き合い、一歩ずつ&軽やかに生きることをサポートします。