年齢域(星)

星で見る成長の流れ(3)

木星期のお話。写真の猫ちゃんは木星期のイメージです。
(人生の)夕刻に差し掛かるころ、みんなの中にいるけれど、だらだら~んとしています。

火星期はやりたいことを様々なやり方で追求し、その中で能力を出し切りながら自分を知ることも進める時期でした。

木星期は出し切ったあとなので、ゆるむ時です。

46~55歳は女性なら更年期に入り、体がペースを落とすことを要求してきます。
木星期に怒涛の如く働いた方を知っていますが、後半になるにつれて「もう少しゆっくりして、生活も楽しんで生きていきたい」と言っていました。

中年の女性、つまりおばちゃんって、「そのくらい、いいのいいの!気にしないの!」「いいんじゃないの~」という感じで、そのゆるさとたくましさはどこからくるのかと思っていましたが、木星期でゆるむんだなと年を取ってみて思いました。
(もちろん全員がこうではありませんが)

 

会社であれば、現役の太陽期や火星期の人のサポートに入ることが多い年齢です。
人生の修羅場もそれなりにくぐっているので、おおらかな目で見て育てる立場にあります。

これまでを振り返って、「あれができるようになった」「〇〇の成果を出した」と、積み上げてきたことをかみしめることが大事です。
そこからまた新しい目的をもったり、やり方を変えたりと道が続きます。

次の土星期では、社会からの卒業が少しずつはじまります。
その前に社会の中の、いまの立ち位置でやりたいことをやってみるといいかもしれません。

もう気持ちも立場も老後に近いという方は、土星期以後は自分中心の世界に入っていくので、早めに木星期を終わった気分で、ただ好きで極めたいものを探してみてはいかがでしょう。

いろんな生活や立場の方がいらっしゃるので、「〇〇期はこんな感じです」と一様にくくって話すのはちょっと乱暴かなと、書き進むにつれて感じてます。
ただ、生まれてから成長し変化する大きな流れは存在するので、それをお伝えできたらと思っています。
自分の人生の流れを振り返って、今はこれに集中しようとか、いまこそ頑張る時!とか、マイペースでいこうなど調整することに役立ててもらえたらうれしいです。